今年の夏休みは久しぶりに北海道へ行って来ました。
親戚がらみの用事で2年前に訪問して以来の北海道で、手始めに室蘭方面をぐるっとまわって見ることにしてみました。
というのも、前回も道南方面を駆け足で訪問してみたのですが意外と知らない場所が多く、改めてじっくりと訪問してみたくなったのです(もともと親戚が富良野周辺や根室方面にいるので、北海道でも道南方面は函館を除くと、まだまだ未開の地だったりする)。
まずは新千歳空港まで飛行機で一気に飛んでレンタカーを借りて、道南方面へと進み、最初に向かった目的地はここ。のぼりべつクマ牧場。
半年ぐらい前に、Amazonの中古で(1円で)買った「あらびき団」のDVDで、のぼりべつクマ牧場のネタがあって、それ以来、妙に興味があったのです。
そしてこののぼりべつクマ牧場。入場料が意外と高く、大人1人で2650円もするので、なぜゆえこんな金額設定なのか!?と思って調べてみたら、どうやらクマ牧場自体は登別温泉や噴火湾を見下ろす山の上にあって、そこまでロープウェイを使って移動する必要があるのですね。観光地のロープウェイは一般的には片道800円前後、往復で1600円ぐらいが相場と思えば、ロープウェイの往復代+入場料で2650円は、まあまあ妥当な金額なのかなと思いますね。
この時点でテーマパークのアトラクションに乗るような感覚があります。
すぐに目的地に着くのだろうと思いきや、山頂の駅が全く見えません。実際には1.3km弱あって、こういう乗り物が好きならばロープウェイだけでも十分楽しめると思います。
7分程度の乗車で山頂の駅に到着し、そのままクマ牧場の園内へと入ることができます。
まずは子熊。子供とは言え、大型犬ぐらいのサイズがあって、なかなかかわいい。
オス熊。
かなりでかくて、こんなのと野生で遭遇したら死を覚悟する必要がありそうな予感のサイズ。ただ、ここではかなり調教されているようで、エサを投げ入れようとすると、手を挙げてアピールして、さらにそれを器用にキャッチして食べるような光景を見ることができるので、ただただ単純に面白いです(サイズ的にかわいいかどうかは?ですけど笑)。
手のひらにある肉球が、意外とかわいい。でも、こんなので全力でぶん殴られたら首が吹き飛びそうですけど。
こちらがメス熊。
オスに比べて一回りぐらい小さいように見えます。これは中に人が入っているのではないかと言うぐらい、人間的な動きも見せてくれるので、案外飽きずに眺めていることができます。
あとは、クマとは全く関係ないアヒルの競争。関係ないはずなのに運営には力が入っていて、競争イベント開催時にはかなりの人だかりができあがります。しかもちゃんと賭けることもできて、的中すれば記念品がもらえるとのこと。
天気が良ければクマ牧場の下にある倶多楽湖や、その先にある噴火湾なども眺望できます。倶多楽湖は真上から見るとほぼ円形になっている火山湖であり、後ろの海とのコラボレーションが素敵な眺めですね。
ちなみに先ほど乗ったロープウェイは、もともと、この倶多楽湖や海を眺めるために作ったロープウェイで、それだけではアピール不足だったので、あとからクマ牧場を作ったらしいです。確かに眺めは良いけど、この展望だけだとちょっと物足りないし、クマ牧場を作ったのはロープウェイの経営的には正解だったのでしょう。
・・・
ちょっと見たら撤収するはずだったクマ牧場で時間を掛けすぎて、登別温泉に日帰り立ち寄りする時間が無くなってしまったため、後ろ髪を引かれる思いで、そのまま本日の宿がある東室蘭駅近くのビジホへ直行します。
チェックインしてビジホ併設の温泉に軽く入ってから、夕食のために室蘭市内にある居酒屋へ・・・
前回も訪問した「ふなや」さんへ。今回もバッチリ楽しめました!
続きます。