NISHISAITAMA PROJECT

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賀茂鶴を買いに行き日本酒を学ぶ

少し前のことですが、何か面白そうな資格でも取ってみようかといろいろ探してみたところ、日本酒検定なる資格が良いのでは?と気づき、これに向けて少しずつ勉強していくことにしました。

日本酒検定は日本酒全般に関する知識を検定する資格であり、最も簡単な5級ならば自宅でいつでも受験可能であるという手軽さと、日本酒自体、昔から飲んでいるわりには日本酒のそれ自体の勉強はほとんどしたことがなかったので、ちょいとチャレンジしてみたくなったのです。

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それに、自分の周りでも何人かこの資格を持っている人がいるってのも、チャレンジしてみたくなったきっかけの一つだったりします。

で、さっそくAmazonでそれらしい書籍を手に入れ一通り読んでみるものの、やはりこれは実際に五感を使って学べる日本酒の資料館的なところへ行ってみるのが良さそうだと思い、日本酒の名産地の一つである広島県は西条にある賀茂鶴の酒蔵へと行ってみることにしました。

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賀茂鶴の酒蔵には売店の他、簡単な日本酒の資料館もあって、そこで一通り学んでみようという魂胆です。

山陽線に乗ってまずは西条駅へ。



ここで降りるのは久しぶり。



駅前ロータリーの脇にある「西条酒蔵通り」を進みます。ここは賀茂鶴酒造の他、西条を代表する酒蔵がたくさんある通りのなっていて、日本酒祭の時はそれはもう盛り上がっている通りの一つになります。



西条駅から数分歩けば賀茂鶴売店&資料館の入口が見えてきます(今回は自転車で行きましたけど)。もちろん入場料は無料なので、そのまま入っていきましょう。



建物に入って右手には売店、左手には日本酒を造る工程を一通り見ることができる展示があります。ここには詳しい解説と実際に使っている道具が一緒に展示してあり、なかなか勉強になります。ちなみに写真撮影はOKともNGとも無かったのですが、随所に「インスタグラムに写真を撮って載せよう」的なマークがあったので、写真撮影OKと判断してます。



製麹の工程。麹室という部屋で麹を作っているところです(だったと思う・・・実際に見に行ったのは1ヶ月前だったのでうろ覚え)。



麹や米などを混ぜて仕込みする工程ですね。これは実際に手作業でやると重労働っぽいなぁ・・・

どういう工程があるか見て回ることが出来たので、これを元にまた書籍などで勉強しつつ、忘れた頃また訪問して知識を定着させようかと思います!(実は今現在TOEIC目標700点を目指している最中で、それ以外の勉強には本格的に着手していないという)

と、こんな感じで、最後に賀茂鶴の酒蔵限定の日本酒を一本購入してきました。いろいろ勉強になるし、今回は飲んでませんが試飲コーナーなどもあるのでここはオススメです。西条駅から近いし、電車で訪問できるのも良いですね。



そういえば日本酒の酒蔵の煙突ってレンガ造りが多いけれども、地震がきても大丈夫なのだろうか・・・まあ、広島は日本国内の中では地震の少ない地域だから、この界隈に関して言えば大丈夫そうですけど。



西条には賀茂鶴以外にも、白牡丹や西条鶴、亀齢などといった酒蔵がたくさんあり、その辺を巡ってみるのも面白いかと思います。毎年10月の日本酒まつりの時は、秘蔵の高級日本酒を安価で振る舞ってくれたりするイベントもあったりするし、そういうときにお祭り気分を味わいつつ訪問してみるのもオススメです。

・・・

では、日本酒を抱えて自宅へ向けて自転車で帰りましょうか。帰りはdoveplusに乗って広島市内へと戻ります。



最初に訪問したのは、西条駅の裏手にある御建(みたて)神社。立派な神社です。



さすが西条、日本酒がたくさん奉納されています。裏手には京都の酒の神様が祀られている神社の一つである、松尾大社の分社もあるようです。

神社を後にし、山陽線の線路に沿って八本松方面へ進み、いわゆる「セノハチ」まで行ってみましょう。



東の碓氷、西の瀬野八と言われるぐらいには鉄道の難所として名高い区間で、自転車で実際に来てみると、その勾配のキツさが実感できるかと思います。とはいえ、最近の高性能な電車では物ともせずに行き来できてしまうようですけどね。

その後は交通量の多い瀬野→海田市方面へは抜けず、以前にも何度か通った志和口方面を経由芸備線の上三田駅まで移動して、そこから芸備線で帰りました。



なかなか渋い駅。もちろん無人駅です。



芸備線を使うとちょっとしたローカル線の旅が味わえるのが良いですね。こんな国鉄時代の気動車など、広島を離れたら簡単に乗ることは出来なくなると思うし、今のうちにたくさん乗っておきましょう笑

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