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DovePlusで宮島輪行キャンプ

折りたたみ自転車のDAHON DovePlusを使っての輪行ソロキャンプにチャレンジしてきました。行き先は宮島の包ヶ浦キャンプ場です。

tsutsumigaura.com

そもそもキャンプとなると、たとえソロキャンだとしても車やバイクに荷物を積んで行くのが一般的で、中にはロードバイクMTBのような自転車でのキャンプなんてのもあります。でもそれが、荷台のない小径車の折りたたみ自転車を使っての輪行キャンプとなるとGoogle先生の力を借りても情報が少なく、本当に可能かどうかすら怪しかったのですが、結果としては成功したので、やってやれないことはなさそうです。

というわけで、今回持っていたキャンプ道具はこんな感じです。



今までのキャンプ経験を生かして、極限まで荷物を減らした結果がこちらです。なお、個々のイカしたキャンプギア達の詳しい使い勝手レビューについては別枠で紹介する予定ですので、しばしお待ちいただければ。

これらのキャンプ道具一式を自転車の後ろ、あるいは自ら背負って最寄りJR駅へ移動し、輪行スタートです。



肩掛けの旅行鞄に普段使いのリュックサック、そしてDovePlusとそれに積み込むテントなど一式でこのサイズ。一度にこの荷物を抱えて電車で移動するとなると、かなり厳しいし、電車やフェリー以外の乗り物だと乗る事すら拒否られそう(というか、大荷物は一人2個までというルールがあるのでかなりグレーゾーン)なので、この辺は一考の余地ありか・・・



大荷物を抱えてやってきたのは宮島口駅。そのままフェリーに乗って宮島に渡り、宮島桟橋に着いてからは、テント、寝袋、マット等をDovePlusの後ろにくくりつけて、キャンプ場へ移動します。



宮島桟橋から4km弱ほどの軽いサイクリング(ただし荷物は重い)で、包ヶ浦キャンプ場に到着。



この日は日曜日である上、午前中まで大雨が降っていたためか、本日のキャンプ利用者はゼロ名、すなわち貸し切り状態とのこと。完全貸し切り!

簡単な手続きを済ましてキャンプサイトへ移動。



直前まで大雨が降っていたため地面はぬれています。とはいえ、雨はもう降っていないのでそれだけでも十分ですよ。

水場とトイレから適度に近くて少し広々した区画を見つけたので、さっそくテント設営開始。1人用テントなので一人でもあっという間に設営できてしまうのが素晴らしい・・・!



ちなみにここ、自転車進入禁止らしいので自転車はこの後すぐに折りたたんでテントに収納しました。こういうとき小さく折りたたみできる自転車だとテント内に収納できるので盗難の危険性も低まるのが気楽で良いですね。



本日の献立は、300円の特売ステーキ肉と400円のソーセージ、あとは適当な野菜と家から持ってきた白米です。分厚い肉を食いながらビールが飲めれば問題なし!



ホットサンドメーカーさえあれば何でもできる! 塩こしょうと醤油だけで味付けした特売ステーキ肉が最高に美味い! ビールに合う!

・・・

3月下旬はまだまだ肌寒く、夜8時をまわれば外は冷え込んでくるので、持ってきた食料を完食したタイミングでテントに避難しましょう。2週間ほど前に購入した新テントですよ。



小さいテントなので、キャンドルランタンの熱だけでもそこそこ暖まります。この後は日本酒を飲みつつ就寝したのでした・・・が、このキャンプ場、さすが宮島にあるキャンプ場だけのことがあり、一晩中、野生のシカがテントの周りをうろうろして、時にはテントにぶつかってきたり、テントの外に置いてあった食器類を加えて持っていこうしたので、その対策でなかなか就寝できず、実際に眠りについたのは日付が変わる直前でした。

いやまあ、どこでも眠れる人間なので、なんだかんだで全然気にしませんでしたけど、これは気になる人は一睡もできない可能性があるような気が。

・・・

翌朝、ゆっくり朝8時に起床。



シカのいたずらよりも、夜明後のカラスの鳴き声やキツツキの打撃音の方が気になりました笑

自宅から持ってきたパスタと紅茶で簡単な朝食を済ませ、撤収しようとした矢先、突然の豪雨に襲われ足止めを食らい、予定よりも1時間遅れの10時半に撤収完了。



せっかくの平日休みの月曜日だし、そのまま帰るのも勿体ないと思ったので、いったん宮島口駅まで急いで戻ったあと、駅のコインロッカーにほとんどの荷物を預けて自転車と着替えのみを持って向かった先は、宮島口の2つとなりの大野浦駅の近くにある宮浜温泉。べにまんさくの湯。2回目の訪問です



「宮島から最も近い温泉」を謳ってますが、片道7kmぐらいあって、しかも最寄り駅の大野浦駅からも少し離れているので、こういうちょっとした移動に自転車は最高に相性が良いですね。「車があれば十分だろ」とは言わない。



どうしても風呂に入ることができないキャンプなので、多少無理してでも最優先で温泉に入りたいところではあります(ちなみに包ヶ浦キャンプ場は有料シャワーがあります)。

その後は、いったん宮島口まで戻って荷物を回収し、さらに自宅までの25kmほど自転車を漕いで帰りました。

初のソロキャンプに初のミニベロ輪行、いろいろ課題はあるものの、輪行中の荷物の扱いさえなんとかできれば自転車でどこでもソロキャンできそうなので、じっくり対策を練りつつ次回に繋げていこうかと思います!

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