NISHISAITAMA PROJECT

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周防大島でオートキャンプ

先日、広島の同じ職場の人と、広島のお隣、山口県にある周防大島のオートキャンプ場へ行ってきました。

 
周防大島というか大島大橋自体は、3年ほど前に平郡島へ訪問した際にお立ち寄りしているのですが、島の中へ本格的に入り込んだのは今回が初です。

ic-yas.hatenablog.com

全長1kmある大島大橋を渡って対岸へ。前回は左側の歩道を歩いたんですよ?



周防大島は本土側から大島大橋で架橋されている文字通りの周防国では最も大きな島であり、2万人近い人口を抱える島であることから、本州と島を繋ぐ唯一の橋である大島大橋の前後ではそこそこ渋滞しています。とはいえ、3連休中日の昼過ぎで、数十台の車が連なる程度なので、湘南・江ノ島付近の渋滞などに比べたらスムーズに進みすぎるくらいって感じです。一応、3連休なんですけど。

島の北側を通る国道437号線を東へ向かうと「道の駅サザンセトうわ」が見えてくるのでお立寄りしてみると、コロナウイルスの影響など全く感じられないほどの大盛況っぷり。行き場を失った広島や山口県内のアウトドア派の皆様が集結しているようにも見えました。



真宮島。あとあと調べてみたら、島に渡れるのは干潮の一部時間帯だけだったとか。なるほど、渡ってみれば良かった。

今回のキャンプ地は道の駅の少し先にある、片添ヶ浜オートキャンプ場。



宮崎っぽい南国風なキャンプ場です。ここはキャンプ場に併設される形で海水浴場や温泉などがあり、いろいろとレジャーが楽しめるスポットで、夏場ならば2~3日滞在して遊び尽くしても良いぐらいのリゾート地となっています。今は3月中頃の肌寒い時期なので、キャンプ以外の楽しみといったら温泉ぐらいしかなさそうです・・・が、その温泉が、あろう事かコロナウイルスの影響で休業中でした。残念。

ただ、温泉は休業中でも、キャンプ場自体は予約で満杯でした。でも、そこそこ余裕のある設計のキャンプ場なので、大入り満員でも他の客のことはほとんど気にならないぐらいにはのびのびできましたね。これぐらいなら、変な感染病をもらう心配も低いし、今の時代に適したレジャーなような気がします。

外出自粛要請? 広島・山口県には出てませんね。

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所定の場所に車を止めて、テント設営開始。



いつもはコンパクトな登山用テントを使用していたので、いろいろ勝手を忘れていたものの、基本的なところは同じなので、なんやかんやでスムーズに設営完了です。

 

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まだ夕食までには時間があったので、一緒に持ってきたミニベロ、DAHON Dove Plusを取り出して、近くを軽くサイクリングしてみましょう。



もう少し暖かい時期になれば、かなり絵になる風景かも。今はちょっと寒い。

今回の目的地は、片添ヶ浜オートキャンプ場から南へ7kmほど下った先にある沖家室島という島です。この島は、大島から架橋されている島で、キャンプ場から自転車で訪問するには好都合なスポットなのです。



さっそく出発。



向こうに見える島は、Dash島で有名となった由利島。この距離なら、船をチャーターすればすぐにでも渡れそう。



島の北側を行く国道437号線とは対照的な、酷道レベルの狭くて曲がりくねった県道を進んで行きます。

いくつかの集落を抜けると沖家室島が視界に入るようになり、そして沖家室大橋にたどり着けます。もちろん渡ります。



沖家室島は小さな島で、本州側からみれば周防大島のさらに先にある小島という最果て感すらある島ですが、ここは瀬戸内海の他の島々と同様、かつては交通の要所だったようで、島内にはかつての繁栄を物語る史跡が残されています。



今回はもう日暮れが差し迫っていたので、行き止まりまで突っ走って帰ることに。



そういえば、狭い区域に釣り客がごった返していました。ここは、その手の界隈では有名な釣りスポットなのかもしれません。



軽便鉄道のトンネルにも見えるこのトンネル。現在の島内を貫通する道路ができる前までは、これがメインストリートだったのでしょう。当時は護岸工事などされていなかっただろうし、嵐の日なんて、島内を行き来するだけでも命がけだったのでは。



島の集落に残る昔道。こちらは離島の道路らしい雰囲気がまだ残っていました。

日も暮れてきたので、キャンプ場へ戻りますか。

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朝食となった鍋。



ビールを飲みながら、行きがけに宇品の福三で買ってきた肉を焼く我々の図。そもそも、「今年はまだ飲み会らしい飲み会もやってないし、がっつり外で酒でも飲みたい!」なんて野望もあったのが今回のキャンプにつながったということもあるのですよ。

がっつり肉を食べて小休止したところで、釣り竿を持って夜釣りへ繰り出します。



キャンプ場の真下に波止場があるので、そちらへ移動して夜釣り開始です。

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開始直後は全く反応無しの時間が過ぎていきましたが、何度か場所を変えたりエサを買えたりしつつ試行錯誤していくと・・・



釣れました、アジ!



カサゴ

何匹か魚が釣れたので楽しかったですね。曰く、小さいサイズの釣り竿さえあれば、気軽にいつでもどこでも釣りができるそうなので、島巡りの合間に海釣りやっても楽しそうだなぁ。

という感じで夜も更けていき、1泊した翌日、解散となりました。

実を言うと、海辺でのキャンプは初だった(厳密に言えば、中学の修学旅行で浜辺で野宿したことがあるけど)ので、今までになく新鮮で楽しいキャンプでした。こんな感じでまたお手軽キャンプなどできたら良いですね。

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