NISHISAITAMA PROJECT

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大久野島でうさぎを追いかけ回してきました

広島県にある最も有名な離島と言えば、安芸の宮島というか厳島であることに異論はないかと思われますが、もうひとつ有名な島があります。その名は大久野島という、うさぎの島として、その手の人には人気のある島の一つです。

 そんな有名な大久野島、調べてみると連休などを避けて訪問すれば比較的空いていることが判明したので、11月上旬の土曜日に行ってきました。



まずは広島からJRで三原駅まで移動します。今回は奮発して新幹線で移動したのであっという間に到着です(まあ、種明かしをすると、JR西の三原観光切符的なツアーパックを利用したのですけど)。

島に渡る前に腹ごしらえということで、三原駅の近くにある御食事処でお昼ご飯としましょう。



登喜将本店。三原のタコや地鶏などの地元料理を頂ける御食事処です。



さすが三原、なんといってもタコの天ぷらは最高に絶品でした!

昼食後、以前も利用した三原港まで移動し、ここからは船旅です。前回は小佐木島→佐木島という渋いルートで島巡りで利用した三原港から、今回は一大観光地の大久野島へ向かいます。



ちなみに大久野島へ行く標準的なルートはJR呉線忠海駅からフェリーに乗る方法が知られていますが、2018年11月現在、呉線西日本豪雨の影響で不通になっているため、このルートが使えません(広島市内から行く場合は、竹原経由の高速バスを使うのが一般的なので、JRの運行状況はそれほど関係ないかもしれません)。

ところが調べてみると、最近、三原港から大久野島へダイレクトにアクセスできる高速船の航路が開設されたことが判明したので、それを使って行ってみました。

habushosen.jp

往復で2400円なので少し割高ではあるものの、三原と直結しているのが良いですね。事前に予約もできるので混雑時も予約さえ取れれば安心(なお、今回はJR西のツアー経由で予約したので400円引きでした)。



高速船から眺める小佐木島佐木島

三原港から30分弱で大久野島に到着です。航行している間、船はほとんど揺れないので、船酔いの心配もまずいらないかと思われます。



さあ、大久野島です。上陸直後は観光客ばかりでうさぎなんて全く見当たらなかったのですが、桟橋を渡りきったところで、さっそく遭遇。



おお、うさぎがたくさんいる!



いろんなうさぎがいます。どのうさぎも性格がみんな違っているので、こっちに近寄って撫でられることを期待するうさぎもいれば、エサだけぶんどってすぐにどっかに行ってしまうようなうさぎもいます。

ただ、すでに午後の遅い時間だったためか、どのうさぎも満腹だったらしく、全体的にエサに対する反応は鈍かったです。なので、うさぎと本気で楽しむなら、午前中の始発便で渡航して、がっつりエサ撒きした方が良さそうです。

・・・

せっかくなので大久野島をもう少し歩き回ってみましょう。

港から海岸線に沿って歩いて行くと、ちょっとした山道になって高台へと上がれます。



この辺は瀬戸内海でも島が密集している海域なので、本当に島がたくさんあります。



こんな山の上にもうさぎがいます。おそらく島内全域に生息しているのでしょう。

その後もあちこち徘徊してはうさぎを観察していたら帰りの船の時間になってしまったので、そのまま船に乗って帰りました。

実は大久野島はうさぎの他、戦時中には毒ガス工場があったことで有名な島であり、それに関連する施設や廃墟などを見て回っても楽しめそうだったのですが、今回は時間が無くてほとんど拝見することができませんでした。次回行くことがあれば、その辺を中心に見て回りましょう。

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