NISHISAITAMA PROJECT

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大島大橋を徒歩で渡ってみた

(前回からの続き)平郡島からの帰りのフェリーから外を眺めていたら、周防大島(屋代島)へと架かる大きな橋、大島大橋が見えてきました。




調べてみると、徒歩で渡れるとのこと。ただ、柳井港駅から大島大橋までは5km近くあるので、車がないと厳しいなぁと、地図をよくよく見てみたら、柳井港駅の一つ隣の大畠駅から徒歩圏内であることが判明。

さらに時間的にも15時を過ぎたぐらいだったので、まだ十分立ち寄れるじゃないかということで、行ってみることにしました(正直なところ、普通の人ならまっすぐ帰ると思います)。

こういうのは車で観光すると気軽に回れるのに、公共交通機関のみを使っての旅となるとちょっと大変ですね・・・これはこれで楽しいと言えば楽しいんですけど。



柳井港駅から山陽本線に乗って一駅隣の大畠駅へ。



ここから歩きます。

今回はバカ正直に国道437号線を忠実に歩いたのですが、徒歩の場合は、駅前のコンビニ横の道から大畠観光センターへ直接行ける細い道があるので、そちらを歩いた方が良さそうでした。

駅から歩くこと15分ぐらいで、大島大橋の本州側先端部に到着です。



橋長1020メートル。つまり往復すると2040メートル・・・すでに平郡島を4時間ぐらい歩き回った足にはちょっと厳しい。でも、ここまで来たらやるしかないでしょう。



橋から見下ろすと渦を巻きながら潮が流れる大畠瀬戸が見えます。あと電車



ちょうど中間地点。せっかくだから周防大島に上陸したいですね。



かなり潮の流れが激しいです。まるで川のような感じと言えばそんな感じで、それをただ眺めているだけでも面白いですね(関東近辺ではこういう場所がほとんど無いので)。

そして無事に渡りきり、周防大島に上陸大成功です。



見事な橋、ナイスブリッジ。

さて、もう17時近いし、明日からまた現場で作業なので帰りましょう。

しかしこの距離、また歩いて戻るのはだるいなぁと少し思案したところ、ここに来るまでに路線バスとすれ違ったことを思い出し、もしやバス停があるのではないか? と、バス停を探してみたらありました

しかも、すぐ乗車できることが判明!



大島バスセンターという廃墟のような建物の前で待つこと、わずか3分ぐらいで大畠駅行きの防長バスの路線バスが満を持して登場(?)。



大畠駅からここまで30分ぐらいかけて歩いてきたのに、210円支払うだけで、帰りは僅か5分で戻れるとか、文明の利器は素晴らしいです。

 

補足をすると、大島大橋が架橋される前は大畠駅の駅前から大島まで国鉄連絡船が就航されていていました。さらに連絡船に接続する形で大島側の港から大島島内を駆け巡る国鉄バス路線がいくつも用意されていたらしく、今回乗ったバスもその流れを組む路線バスらしいです。当時はそこそこ利益を上げていた路線だったようで、こういうバスターミナルも作られたのでしょう。今はもう見る影もないですけど。

その後は大畠駅から電車を乗り継いで無事に帰ったのでした。いやぁ、ほんと今回はかなり充実した一日で大満足でした!

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