NISHISAITAMA PROJECT

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オロロンラインドライブと築別炭鉱再訪

翌日、あいにくの空模様の中、稚内よりひたすら南下してみました。目的地は羽幌です。

 

稚内より南下するには、国道40号線道道106号線があるのですが、今回は国道を走行するのが目的ではないので、迷わず道道106号線を選択。こちらはオロロンラインと呼ばれ、日本海沿岸をまっすぐ札幌方面まで下ることができます。今回はそこまでは行きませんけども。

 

 

 

 

 

ほんともう何にもない。

 

運転しながら思ったのですが、稚内→札幌よりも、札幌→稚内と進んだ方が盛り上がるかもしれません。次回はそうしよう・・・

 

横を見れば利尻富士が。

 

 

せっかく天気が良かったのに、まともな利尻富士の写真を撮ってこなかったのは失敗だった。北海道の祖母曰く「稚内は何度か行ったけど、利尻富士が見えたことは一度もなかった」というぐらいに天気がいい日は珍しいみたいだったから、これは惜しいことをしたかもしれない。

 

そんなことを考えているうち、車はどんどん南下を続け、突然目の前に現れたのは巨大な風力発電所

 

 

オトンルイ風力発電所。この辺まで来るとカタカナ地名が多くなるような気がするな。それほど日本人がなかなか入植しなかったと言うことなんだろう。おそらく。

 

塩の街国道232号線と合流し、さらに進むと稚内から3時間ほどで羽幌町へ到着・・・の前に、以前も訪問した築別炭鉱にもう一度訪問してみたくなったのでそちらへ寄り道。

 

 

羽幌炭鉱鉄道の廃線です。左と右のガータ橋の形が微妙に異なっているのが特徴です(なんでも突貫工事で各地の鉄道廃材を寄せ集めて作ったので、こんな風になってしまったとか)。

 

最奥の集落を抜けると見えてきました。

 

 

いわゆるホッパーというやつですね。ここで貨車に石炭を積んで、先ほどの鉄橋を経由して羽幌市街地へと送られたのでしょう。

 

そしてすぐ近くには、無人となった団地もそのまま残っています。

 

 

中に入るには自己責任で・・・かなり頑丈に作られているようなので、2015年現在で築45年は経過したであろう建物なのに、いまでもほぼ当時のままの状態であるように見えます。ちなみに前回訪問したときの日記にはもう少し詳しく書いているので、興味がある方はそちらも参考にして頂ければ。

 

 

さすがに畳などは剥がされていますが・・・

 

最後に近くにある学校を外から見学して終わりとしましょう。

 

 

こちらの廃墟は平成の時代までレクレーション施設として使われていたようです。すでにその面影は全くありません。

 

この築別炭鉱、他の一般的な廃墟と違ってそれほど荒らされていないので、廃墟が好きな人は是非とも訪れて欲しい場所の一つですね。普通だとこういう廃墟は取り壊されるか、残っていたとしても落書きやらなんやらで汚されたり、他の訪問者と鉢合わせってことがよくありますが、ここは札幌からでさえ200km近くも離れている人里離れた奥地であるからか、本当に手つかずのまま残されています。

 

でも、何度も言いますが、中に入るのは自己責任ですよ。いやほんと。

 

・・・

 

では寄り道を終え、今日の目的地の羽幌フェリーターミナルに移動です。

 

 

おお、フェリーターミナルが綺麗になってる!

 

 

オタク仕様だ。

 

 

観音崎らいな。一部の人には有名な沿岸バスの萌えっ子キャラクターシリーズで、これもけっこう息が長いよなー。個人的にはうまい具合に地域社会に溶け込んでいる感じが好感もてるんですけどね。

 

それはともかく、前回は時間の関係で乗れなかったフェリーに、やっと乗る事ができました!

 

 

これに乗って焼尻島へわたりましょう!

 

といったところで続きます。次回は羊と猫です。

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