前回に引き続き昨年末のお話です。
長年乗り続けてきた、俺のマイカーを手放す事にしたので、最後の最後に栃木方面をドライブしてきました。
朝3時半の真っ暗な練馬を出発し、下道を使って北上していき、まずは栃木県へ。
栃木に入ったとたんにこの霧。なんだこれは。
しかしそんな霧も太陽が高くなるにつれて消えていき、そして快晴になったところで、那須塩原にある殺生石といわれている観光スポットに到着。
火山の一部になっているようで、このあたりだけ恐山のような光景になっています。
すげぇ地蔵群。
まだ先は長いのでさっさと先に進みましょう。
当てもなく適当に山道を進んでいくと、「駒止の滝」なる滝があるという情報を得たので行ってみました。
が、展望台の遙か彼方。もっと近くで見たかった!
でも、眺めは良いのでこれはこれで良いかもしれません。新緑の時期なんてのは最高かもなぁ。また来よう。
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特に当てもなく走っていると、「福島県」という標識が・・・! うお、気がついたら関東を脱出していたしww
国道289号線に出たので、会津方面に移動開始です。点線国道で有名だった国道289号線の甲子峠も、いまでは甲子トンネルという立派なトンネルができているのであっさり山越えが可能になってました。
これはこれでちょっと寂しい感じもしますけど、使えるものは使いましょうという事でこのトンネルを抜けて会津方面へ。
そして会津鉄道の線路をくぐると国道121号線にぶつかるので、迷わず北へ・・・と行きたいところですが、さすがにそれをやると今日中に帰れなくなってしまうので、ここはグッとこらえて日光方面に行きましょう。
途中、会津田島駅に立ち寄り、駅に併設されている食堂でお昼を頂きました。
美味い!
では、東京に戻りましょうか。
途中「檜枝岐村→」という標識に吸い込まれそうになるも、ここでも何とかその誘惑に打ち勝ち、栃木県へと移動します。
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で、なんですべてを犠牲にしてまで栃木県へ戻ってきたのかというと、この国道121号線の日光市周辺はダムが点在しているのですね。ダムがあれば立ち寄りたくなるのが人情というもの。さっそく有名どころを押さえてきました。
まず立ち寄ったのは湯西川ダム。
新しいダムは個性がないなぁ。でも、ここは水陸両用車でいろいろ楽しめるようなので、それは面白いかも。時間もお金も無いので乗りませんでしたが。
次に立ち寄ったのが五十里ダム。こちらは古いダムなので味があります。
このダムから山一つ超えた反対側にもダムがあるので、そちらにも行ってみました。
川治ダムはアーチ式ダムで、迫力満点。高所恐怖症の人には厳しそうなぐらいの高さ。でも、良いダムなのでぜひお立ち寄りください。
その後は、国道121号線経由で東京へ戻りました。
国道重複区間。しかも3つも!
どうやって帰ったのか、詳細は忘れましたが、とにかく東北道が渋滞しまくっていたので、下道で日光から佐野を抜け、利根川沿いに東へ行ってから国道4号線で帰ったような気がします。なんせ真っ暗だったので記憶が曖昧で・・・
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というか、もう半年近く前の話で、このあと車を手放してしまったので、こういう気楽にドライブってのができなくなってしまいましたが、近いうちに車を再購入して、日本全国津々浦々、いろんなところに繰り出してみたい・・・ですが、そのためにはお金が。うーむ、前途多難です。