今回、はるばる釧路まで何で鉄道を使ったのかというのには少しだけ訳があるのですが、その理由の一つとしては、トレイン＆レンタカーの制度を最大限に活用するためなのです。これは、駅でレンタカーを借りると、乗車券が2割引、そこの駅を発着する特急券が1割引になるという制度で、今回のような東京から釧路へ移動するような旅程になると、その割引金額も相当なものになるのです。
ただ、今回のように、東京→南千歳→釧路という行程の場合、札幌→釧路という切符は割引対象外になる(南千歳→釧路ならOK)のでイマイチ感はあるのですが、前日に帯広で1泊したおかげで、帯広→釧路は割引対象になったりするので、いろいろ考えて切符を買うと面白いかもしれません。何を言ってるのか理解できない人は、旅行代理店にでも任せた方が安全です。
スーパーおおぞら。これに乗って、終点の釧路まで一気に移動しましょう。
車窓から海を眺めつつ・・・
というのは嘘で、思いっきり海とは反対側に座ってしまったため、景色はずっと地味でした。根室本線の帯広以東に乗るときは、南側の座席を確保した方が良さそうですね(なんか、前回来た時も同じ事思っていた気がする)
そして終点の釧路です。
ここで俺の長かった鉄道旅行はいったんおしまいで、この先はレンタカーとなります。まあ、北海道を広範囲に移動する旅行の場合は、正直なところ鉄道に乗るのが目的である場合でなければ、できる限りレンタカーでの旅行をオススメしたいです。
で、レンタカーです。この先は鉄路がなくてもどこでも行けるって事になったので、釧路周辺の有名観光地を回ってみました。
まず向かったのが釧路湿原。これは釧網線からも眺めることができるし、実際に数年前に釧網線に乗ったときは、この釧路湿原のど真ん中を列車の中から眺めることができたので、釧路湿原に関して言えば鉄道旅行に一票いれたい気持ちもありますけど、高台から眺めたいときはやはり車に軍配が上がってしまいます。
釧路湿原を眺めることができる展望台があるという情報を得たので早速そちらへ・・・・と思ったら、展望台が有料とか！ ただし、駐車場から歩いて１５分ぐらいのところにあるサテライト展望台ならば無料とのこと。いやまさに時は金なりですな。
原生林の中に敷かれた木道を歩いて行くこと１５分ほどで展望台に到着。
日本最大の湿原こと釧路湿原、これはでかいな！ ちょっと陰ってしまったのが残念！
釧路湿原のでかさに満足した俺様御一行が次に向かったのは、弟子屈周辺にある摩周湖。ここは、学生時代に祖父の車で来た記憶があるのですが、ほとんど覚えていないので、改めて行ってみました。
あと19kmとか、道東ならば近所のコンビニにお菓子を買いに行くレベルだぜ！
・・・駐車場で410円支払って摩周湖到着です。
これはすばらしい！
やはり、こういう観光地は天気が良くなくては！
ところでこの410円の駐車場料金、「ここの近くにある硫黄山という火山の近くの駐車場代も含まれているから実質205円だ」と、料金所のオッサンに教えてもらったので、ついでにそちらにもお立寄り。
硫黄山。山というか、山の麓なんですけど、至る所から硫黄が吹き出していて面白いですね。ここに来たのも10年ぶりぐらいかな。
そろそろ本日のお宿に移動しましょう、ってことで津別峠を越えて北見まで行きます。いや、津別の街に残っているかもしれない旧相生線の廃線跡を探したんですが、全然見当たらず残念。
そのかわり、北見では大変安くて美味しいホルモン焼き屋を発見したので、こちらには大満足！
味覚園総本店。いろいろサービスして貰ったし、また行きたい！
北見の氷〆ホルモンっての、北見の方では有名だそうで(実際、ホルモン焼き屋の店舗は結構見かけた)、実際に食べてみたところ、これはもうここまで来て食べる価値大ありの逸品でしたね！
ってところで続きます
