NISHISAITAMA PROJECT

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【奥多摩】曲ヶ谷沢から川苔山へ

高校時代の友人で、大学生のKが「ちょっとダイエットをかねて山に行きたくなった」とメールを送ってきたので、さっそく俺セレクションの近場の山へ行ってきました。

どこでも良いよということだったので、以前から興味のあった、奥多摩の川苔山にある比較的マイナーな登山ルートである、曲ヶ谷沢ルートを使ってみました。どれぐらいマイナーかというと、山登りをする人ならたいていの人が使っているであろう昭文社の登山地図に、悪路・難路を意味する破線で紹介されているぐらいの酷い道だったりします。

 

アプローチには俺のくじら号ことマイカーを使いました。通常は川井駅から西東京バスを使うか、タクシーを使うのが一般的です。



百軒茶屋。世田谷にある三軒茶屋にくらべると、なんと97軒も茶屋が多い豪華なネーミングなんですが、実際には2~3軒しかありませんでした。

この道をひたすら進み、ミラのような軽自動車には厳しいダートな林道になったところで、登山口に到着。



地図は持ってきたけれど、一応行程を確認っと・・・



登山ルートとして紹介されてませんね。まあ、想定の範囲内ですが。

ここからは、大丹波川沿いの登山道を進んでいきます。ゴルジュになっているような箇所もあるので、今の時期だと危険かもしれませんでしたが、積雪もなく、またそれほど凍結していなかったので問題ありませんでした。



20分ほど進むと曲ヶ沢分岐です、ここから先は道幅も細くなり、ところどころ崩れている箇所もあるので慎重に進んでいきます。一歩間違えれば、谷底へまっすぐですから。



こんな感じで、全面凍結している沢もあったりする北斜面の谷なので、日によっては冬場に行くのは危険かもしれません。また、一般的な奥多摩の山とは違って、ほとんど登山度が整備されていないので(道標も一切無い)、遊び半分で行くのはやめた方が無難ですね。ま、俺自身は遊び半分で行ったわけですが・・・



谷から外れ、急斜面を登って曲ヶ谷北峰を目指しましょう。おそらく、谷間から見える一番高い山です(途中いくつか分岐がありますが、基本的に登りコースを取れば間違いはないです。ただ、地形が複雑な山なのでその辺はご注意を)・・・



スタートしてから2時間ほどで川苔山のメインの尾根に到着し、少し進めば・・・



山頂に到着ー。
今日はとっても良い天気でした!



奥多摩の山々がよく見えましたよ。

適当に昼食を頂き、出発。帰りは、獅子口小屋跡経由で大丹波川沿いに下っていき、元来た登山道へ戻りましょう。

来た道を戻り、途中で日向沢の峰方面の道を進み、「大丹波→」という道標のところで曲がって山を下っていくと、獅子口に到着。



獅子の口というより、ジンベイザメの口みたいですね。実際のところは、小さな鍾乳洞みたいな物なんだと思います。よくわかりませんが。



これが獅子口小屋跡。かつてはこんなところにも山小屋があって、泊まる人がいたとは・・・今じゃ余裕で日帰りコースの山だからなぁ。



林道をちんたら歩いて、出発地点に到着。

全行程4時間半のちょうど良いハイキングでした。

バスを使った登山になると、もうプラス2時間ぐらいを見ておけばよいのかなと思います(が、帰りの清東橋or上日向発のバスの本数が少ないので、ここに降りるのはオススメできません)。

あ、そうそう。帰りに飯能まで戻って、四里餅買ってきました。奥多摩と全然関係なくてサーセンwwwwというか俺、思いっきり地元じゃん!



埼玉銘菓といえば十万石まんじゅうですが、行田や熊谷から遠く離れたここ埼玉県の飯能市では、この四里餅こそが銘菓です。これがうまい! ただ休日だと、午後3時ぐらいには売り切れているので要注意。

というわけで、軽く奥多摩に行ってきました。

皆様も、ふらっと出かけてみてはどうでしょうか(なんだこの、テレ東の旅行番組みたいな終わり方は)

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