NISHISAITAMA PROJECT

傘 傘傘⊂⊃/ ̄\ ⊂⊃ 傘傘傘傘

隠岐の島に行って竹島は日本固有の領土ですと主張しつつ、海産物を食べてくる旅

そもそも何で七類港なのか。七類港といえば、そうですね。ほとんどの人は知らないと思うけど、ここから島根県隠岐諸島へ向けて、フェリーや高速船がでいるんですね。だから、やってきたのです。

当初、俺は貧乏学生旅行よろしくフェリーで安く行くつもりでいたんだけど、同伴したこしゃか様が、「1時間以上フェリーに乗ったら船酔いで死ぬ!」と俺に訴えかけてきたので、心の中で「じゃあ死ね!」と思いつつも、高速船を使うことにしました。フェリーだと3千円でいける代わりに4時間ほどかかる一方で、高速船だと1時間ちょっとで目的地に行ける反面、6千円ぐらいかかっちゃうんです。しかも、予約とかけっこう面倒なので、面倒だなーと思ったんだけど、よくよく考えなくても学生じゃなくて社会人だからいいかみたいなノリ。

 



高速船レインボー。時速80km/hぐらいで水面をかっ飛ばしていく高速船です。

10年ぶりぐらいに高速船に乗ったけど、普通のフェリーと全然乗り心地が違うもんですね。なんつーか、船というよりバスや飛行機に乗っているような感じ? 船酔いする人ならこっちの方が確かにいいかも。まあ俺は、あのフェリーの2等船室の独特の雰囲気や、出港する際の汽笛の音が大好きなので、今後もフェリーを愛用していくと思うけれども(社会人だと時間的にきついか・・・)。

隠岐海峡を飛ばすこと1時間ちょっとで、隠岐諸島の島後(どうご)の西郷港に到着。



まず俺たちを迎えてくれたのは・・・



「かえれ! 竹島!」

そうなんだよねー。かの国が領有権を主張しているような気がする竹島は、ここ、隠岐の島町(旧・五箇村)に属する島なんです。残念ながら、島国日本人だと知らない人も多いらしいけど。

ほんとにもう、竹島をしっかり日本が守っていれば、日本海の海の幸をもっとたくさん味わうことができるというのに、この日本国ときたら...韓国政府に踊らされている韓国国民もかわいそうといえばかわいそうな気がしないでもないけど...っと、国内外の領土問題について語り出すと無限に語り出しかねないので、先に進みましょう。

・・・

あらかじめ予約しておいたレンタカーを借りて、俺の華麗な安全運転で島中をまわるぜ!

と思ったんだけど実はもう時間は夕方5時。しかも今日はなんと、宿の手配をしていなかったので観光そっちのけでまずは、宿探しから。

...あ、あの宿でよくね? と、港にくっついている大きめのホテルを指差し、さっそく突撃。すると空室もあり、意外と値段もお手頃だったので本日の宿を確保!

宿を確保した俺たちが一番最初に向かったのが、なぜか隠岐高校。



なんでも、こしゃか親が一時期在籍していたとか。俺には全く関係がないので、ここはスルー。

というかもう、この時点で日が陰りかけていたので、もう続きは明日にしようかみたいな感じだったんだけど、せっかくなので近場をいくつかまわることに。

次ぎに訪れたのが「あごなし地蔵」

...だったんだけど、もうすでに終わってました(昼間来ても公開されていないかもしれないけど確認しようがないよな)。



ん? 何だあれは・・・



なんで亀?

そうか、隠岐では亀なんだな。ここだけだと思うけど(笑)

・・・

まだ明るかったので、近くの神社に行ってみました。その名も、水若酢神社。



隠岐の島の特徴として、こういう神社がとにかく立派であることが挙げられるかな?

この隠岐諸島は、かつて後鳥羽上皇後醍醐天皇などが流された島で、それによってもたらされた文化が強いんだろう。ま、俺は日本史はとことん苦手なので、真相はよくはわからないんだけど、ひと言で言えば、立派!

って、うおっ!



ここにも亀! しかも水が出てる!



神社の方は、離島とは思えないほど立派な作り。さすが、出雲大社のある島根県と言ったところ。

...

さて、そろそろ戻ろうかなと思いカーナビを眺めてみると、どうやらうまくすれば海岸線に沈む夕日を眺めることができそう! よし、こうなったら一番北側にある展望台に行って眺めようぜ!?

さあ、猛ダッシュで島後最北端へ!



超濃霧wwwwwこれはひどいwwww



なんだか、とっても計算ミスをした感があります。しかも冷静になって考えてみると、北側に行ったって夕日は見えないんだよね、西側に行かないと。何やってるんだ俺は。ついで言うとここ、さっき降り立った港のちょうど反対側じゃん...

霧の中、街灯のほとんど無い島の中を南へ南へ、そして宿へ。

...

宿は素泊まりだったので、近くの居酒屋でお食事。複数人の旅だと何がいいって、食事が豪華になることなんですよね! 一人だと、腹八分目ぐらいしか頼めないし、まして知らない街で大酒飲んで路頭に迷ったりしたら目も当てられないので、夕食が質素になりがちだけど(のわりに飲み食いしている俺)、今日は食うぜー飲むぜー。



今日は魚がイマイチだったと店の人はいうけれども、埼玉じゃこうはいかない。ああ、でも隠岐の醤油はちょっと俺には合わないな(九州のたまり醤油をしょっぱくしたような感じ)。醤油だけは埼玉というか千葉のやつがよかったかも。



焼き魚サヨリ。これは最高にうまかった。肉がこれでもかというぐらいに軟らかく、それでいて味がしっかりしている。つまり美味い。



寒天のように透き通った耳と、口の中にくっつきまくる吸盤を持つ、この超新鮮なイカは、話によれば2時間前まではまだ海で泳いでいたそうだ。

ほかにも、都心で食べたら4千円以上は余裕でするであろう煮魚や、島の酒を大量に飲みまくって大満足の一日でした。

最後に、隠岐とは全然関係ないけど、宿でアダルトチャンネルをまわしたときに見た、アダルトなチャンネル!



MSX BASICってなんだよwwwww

このテレビにはMSXが搭載しているらしい。

続く。

明日は「隠岐で山登り」をお伝えします。短っ。

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