突然、かなり久しぶりに、奥多摩にある海沢川にある3つ滝、特にその中の海沢大滝を見てみたくなったので、高校時代の友人らを引き連れ、ちょいと車で行ってきました。
まずは青梅街道をひたすら西へ西へ。
奥多摩の白丸をすぎたあたりで「←アメリカキャンプ村」みたいな看板を見たら曲がりましょう。海沢大橋を渡ると覚えておけばOK(地図を見れば一目瞭然?)。あとは、ひたすら海沢川をさかのぼるだけです・・・が、途中は落石が多く、俺のくじら号(マイカー)で突き進むのは危険だと判断したため、トンネルを抜けた少し行ったところに車を止めて、そこから歩くことに。
ここから20分ほど歩くと、林道が海沢川から離れていき、代わりに川沿いの道が普通の登山道になります。
「海沢の四滝」だけど3つしかしらんなー。幻の残りの一つはどこへ!?(後述)
それはともかく、登山道になって5分ぐらい歩くと、すぐに登場するのがこの三ツ釜の滝。
写真では二段しか見えませんが、上にもう一段あって、三ツ釜の滝というわけです(というか五段ぐらいあったぞ?)。水量も豊富で、落差もあるので良い。また、途中の「釜」というか滝壺にはいい感じにプールのようになっていたので、夏場はそこで泳いでみたいと思いました・・・って、けっこう危ないな。
滝の横の岩をはい上がり(階段もあるのでご安心を)、10分ほど進むと、今度は「ネジレの滝」の登場です。
苔むした岩の割れ目から豪快に水が流れています。上の段は右から左へ、そして下の段で左から右へ水が流れているので、ネジレの滝というのでしょう<適当
海沢の3つの滝の中では一番幻想的&芸術的な滝ですね。
さて、さらにここから15分ぐらい気合いを入れて登っていくと、海沢大滝の登場です。
水量が多く滝壺も比較的広いので、落差23mでも迫力はあります。青梅線からのアプローチが悪いので、訪れる人は奥多摩の他の地域の滝よりも少ないけれども、これは一度は来てみる価値ありです。
しかし、滝の写真は撮影するのが難しいな。どの滝も小さな滝に見えてしまうけど、実際にはもっとでかいんですよね。こればっかりは技術力不足か・・・!
・・・
さて、このままさらに山に登り、大岳山まで登り詰めても良かったかなとも思ったけど、今回はもう一つの目的があったのでさっさと山を降りることにしました。
...帰ってから知ったんだけど、さらにこの上に「不動の滝」という滝があったんだね。おじさん知らなかったよ。
次の目的は同じ奥多摩にある日原鍾乳洞です。
日原鍾乳洞は関東随一と言われる規模を誇り・・・というのは↑の解説に任せるとしましょう。日原鍾乳洞は、奥多摩駅から日原街道を12kmぐらい走った山の中にあります。
奥多摩には小学生の頃から何度も来ていたけど、ここに来たのは初めてだなー。
入り口で600円支払い、中へ。
入った瞬間・・・寒っ! 洞窟内の年間の気温は11℃前後だそうで、上着は必須です。
日原鍾乳洞だけど、中は「鍾乳洞!」というよりは、巨大な洞窟といった感じかな?
順路に沿って進んでいっても、いかにも鍾乳石のようなものはそれほど無く、ひたすら洞窟が続いております。
と思ったら、いきなりものすごい大広間へ! 去年行った大谷石採掘場に比べれば小さいけど、それでも十分広いな。
鍾乳洞はまだまだ続くけど、この先は立ち入り禁止。いったいどこまで続いているんだろうか・・・まあ、下手に進入して神隠しにあったら嫌なので素直に立ち去りましょう。
大広間から順路に沿って進むと、今度は水琴窟というRPGのイベントに出てきそうな場所に到着。したたり落ちる水が水琴というか鉄琴のような音を奏でております。
さらに順路に沿って進むと、今度はものすごい急な階段が登場。
その先には・・・!
やっと鍾乳洞らしきものが登場!
竜王の間
獅子王の間。これぞ「鍾乳洞!」といった感じですね。
ちなみにここ、ものすごく高い場所にあります。どんな感じかというと・・・
あの上に見える光が、一つ前の写真を撮影した場所。日原鍾乳洞は縦横無尽、3次元に広がっているので、鍾乳洞というよりも、洞窟自体におもしろみがありますね。
終了ー。
600円で楽しめる洞窟探検でした。
こんな場所が東京都に存在するとは恐れ入る。
というわけで、これからの新緑の季節。ドライブがてら海沢の滝巡りや、日原鍾乳洞にお出かけしてみてはどうでしょうか? 電車&バスだと海沢の方は行きにくいけど、日原鍾乳洞ならハイキング感覚で立ち寄れるのでオススメですよ。
と、そんな日曜日を過ごしました。
ちなみにこのあと、飯能で打ち上げ→帰宅後爆睡→気づいたら深夜のコンボだったので、昨日の日記はお休みとなりました。